2012.09.05 |
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賃貸経営の事でお困りの方は、インクリースビルまでご相談ください。
賃貸経営をお考えの方々からのよくある質問
賃貸経営をお考えの方から、下のような疑問や悩みを、よくいただきます。 |
賃貸住宅を建てたいけど、住宅ローンの負担が心配
一般の住宅ローンとは異なり、賃貸住宅を建築する方のローンとなります。金融機関によって、名称や融資内容に違いがあります。ただ、住宅ローンと同じで保証会社の保証を付けるケースがほとんどです。 心配なローンの返済ですが、これはアパートや マンションの家賃を充てることが出来ます。こうした家賃収入によってローンが完済したら、後は自分の大きな財産として、その住宅が残ります。普通の自宅と違い、家賃収入を返済に充てられるというのが、賃貸住宅の魅力と言っていいでしょう。 また、賃貸経営の収益力や、不動産所得については、以下のようなメリットがあります。 |
賃貸経営は「年金の代わり」として使うことも出来ます。普通のお仕事の場合、定年になったら収入がなくなってしまいますが、家賃収入には「定年」がないからです。実際、月々の家賃収入によって旅行に出かけるなど、老後の人生を楽しまれている方は多く見えます。 多くの方がご存知の通り、今、国の年金制度が崩壊寸前と言われています。そんな中「第二の年金」「私的年金」とも言われる賃貸収入を得ることは、きわめて魅力的な方法と言っていいでしょう。 |
賃貸住宅を建てるためにローンを組む際には「団体信用生命保険」というものに加入します。万が一、賃貸住宅の建て主の方が亡くなられてしまった場合には、残りのローンは、この生命保険から支払われることになります。そのため、残されたご家族や保証人の方にローンが残る心配はありません。そして、アパートやマンションなどの物件は、しっかりとご家族の元に残るため、その後も家賃収入を得ることが可能です。 |
高い節税効果
固定資産税の節税
賃貸住宅を建てると、更地に比べて、固定資産税が6分の1になります。そして、都市計画税は3分の1になります。(1戸当たりの敷地面積が200㎡以下の場合) |
相続税の節税
相続税の節税効果については、賃貸住宅の規模や相続人数など、様々な条件によって変わってきます。しかしながら、現金で相続するのに比べると遥かに節税になり、金額が10分の1に近くなったり、場合によっては0円になる、ということもあります。 |
所得税の節税
サラリーマンが賃貸住宅を経営する場合、給与所得と不動産所得を合わせて、損益通算をすることになります。不動産所得は、アパートやマンションを運営するために必要な経費を差し引くことが出来ます。そのため、収益が上がっている場合でも、それらのコストによって経理がマイナスとなる場合、そのマイナス分を給与所得から引くことが出来ます。その分、所得税が減ることになるのです。 このように、賃貸経営には多くのメリットがあります。 |
賃貸経営のリスク
どんな経営でもリスクはつきものですが、賃貸経営にもリスクはあります。このリスクをしっかりと理解し、対策を打つことで、賃貸経営による利益を最大化できます。そのためにも、こうした知識はしっかりと持っておいていただきたいと思います。 |
空室リスク
入居者が見つからず、空室が多くなると、当然ながら期待通りの収益があがりません。仮に全室が空室であったとしても、ローンの支払いや、その他のランニングコストの負担は、関係なく襲ってきますので、空室リスクというのは、賃貸経営で一番大きなリスクの一つと言えるでしょう。 |
入居者リスク
入居者の中には、色々な人がいます。もちろん、多くの人は善良で、家賃の支払いなどもしっかりとしてくれるものですが、事情があって、やむを得ず家賃を滞納してしまうこともあります。また、人によってはそれが何度もあることもあります。こうした家賃滞納リスクは、入居者リスクの中で一番大きなものと言えるでしょう。 |
入居者リスクには、まだいくつかのものがあります。 例えば入居者同士のトラブルです。どんな人が入ってくるかわかりませんから、中にはルールを無視してペットを飼ったり、夜中に騒音を立てたりして、隣室の住人とトラブルになったりすることもあります。こうした入居者が引き起こすトラブルなども、大きな入居者リスクと言っていいでしょう。 件数は少ないですが、一番怖い入居者リスクの一つは「孤独死」です。若干不吉な話ではありますが、この問題の解決は、重要な社会の課題でもありますし、賃貸経営者にとっても非常に重要なことです。高齢で一人暮らしをされているお年寄りなどは、突然孤独死をしてしまうことがあります。一人暮らしだと、誰もそれに気が付かないため、時間が経ってから発見されてしまうということがあります。こうなると、隣室の住人の方々にとっても大きなショックとなりますので、このリスクは極めて大きいリスクであると言えるでしょう。 |
金利変動リスク
投資用不動産のローンは、変動金利型のものが多くなっています。つまり、借入時の金利が安くても、その後金利が上がっていったら、返済する利子も多くなる、ということです。もちろん、逆に安くなるかも知れない、というメリットもあります。 |
老朽化リスク
賃貸住宅は、アパートでもマンションでも、時間とともに建物が老朽化していきます。老朽化すれば当然修繕費用もかかりますし、築年数が多くなると、古いという理由で敬遠されたり、時代に合った人気の間取りや設備でなくなる、というリスクもあります。こうしたことから、時間が経つと家賃を下げざるを得ず、これが老朽化リスクと言えます。 ただし、これについても、資金に余裕があれば、リフォームを行なって新しくしたり、人気の設備を導入したりすれば解決することが出来ます。もちろん、資金が必要ですが、決して解決不可能なリスクではないと言っていいでしょう。 |
流動性リスク
賃貸住宅などの不動産は、すぐに換金することが出来ません。株式などは、すぐに換金できるので、急にお金が必要になった時も、そうした場面に対応できるのですが、不動産の場合は難しくなります。もちろん、売ろうと思えば売れるのですが、すぐに売ろうとすると、どうしても極端な値引きをする必要があり、あまりお勧めはできません。 このような流動性リスクを回避する方法は、やはり「急にお金が必要になる状態をつくらない」ということでしょう。安定した家賃収入などを得ることで、別のルートから常に資金をまとめて用意しておくことが大切です。 |
災害リスク
地震・水害・火事などによる建物の破損のリスクです。建物が損壊した時の修繕費用はもちろん、災害の被害に遭ったということで、物件の人気が落ちてしまうことがあります。そうした風評から、空室リスクにつながることもありますので、こうした災害は徹底して避けたいものです。 地震や水害の場合、土地によっては避けるのが難しいこともありますが、地震保険や火災保険などの保険に入ることによって、万が一被災してしまった場合の負担を軽減することは出来ます。「備えあれば憂いなし」といいますが、こうした災害リスクに対しても、しっかりと備えておくようにしましょう。 |
その他のリスク
例えば、放火などの犯罪の被害に遭う「犯罪リスク」があります。これは賃貸経営だけでなく、自分の家を持つ場合でも同じことですが、こうしたリスクに対する備えも必要でしょう。 他にも、大きな道路に面している住宅は特に、自動車等が激突してくることもあり得ます。最悪の場合、建物だけでなく入居者にまで被害が出てしまうことがありますので、道路との間の距離を取るなど、出来るだけこうしたリスクにも備えるようにしましょう。 また、大学の近くにも関わらず、ファミリー向けのアパートを建ててしまう、などと言った判断リスクもあります。これに関しては事前の情報収集や計画立案をしっかりしていれば大丈夫ですので、そうした経営の計画をしっかり立てるようにしましょう。 |